「中学ボートの聖地」として認定された福井県美浜町「久々子湖ボートコース」を会場に行われる「春の甲子園」大会です。2006年から開催され、全ての選手がシングルスカルで競い合います。
秋~初冬に行われる陸上トレーニングマシン「エルゴメーター」で2000mのタイムを測定し、「全国通信制マシンローイング大会」としてランキングが発表されます。その結果から、男女上位30位にランクインした選手がこの大会の参加資格を得ます。まさに「選抜」大会と言えます。シングルスカルのレースは1000mの直線コースで行われ、予選、敗者復活戦、準決勝、決勝と勝ち上がり、「春の王者」が決定します。
現在、年代別の日本代表、年齢を問わないフル代表の中には、この大会の入賞者が数多く選ばれており、中学年代のスカル技術がどれだけ大切かを物語っています。