中学年代における競漕規則の緩和

2024年度からの中学年代の大会における競漕規則について、令和4年12月の全国学ボート連盟ブロック長会議にて、全日本中学選手権大会における競漕規則の見直しについて話し合いが行われました。中学年代・普及段階での大会であることを考慮し、次の4点の要望をとりまとめ、日本ローイング協会に提出した結果、次の4点について承認していただきました。

全日本中学選手権競漕大会における競漕規則緩和の要項への反映案

要望項目 要項への反映案
1.艇の計量、舵手体重の計量は行なわない。 10.競漕方法①を以下に変更
①艇の計量、舵手体重の計量は行なわない。
2.出漕申込に際し、身長、体重、登録番号の記載は行なわない。 16.出漕申込に追記
出漕申込に際し、身長、体重、登録番号の記載は行なわない。
3.ユニフォームの他に着用するアンダーシャツ、アンダーレギンス、靴下などは、クルーで統一することが望ましいが、似た形状、色であればよいものとする。健康上の理由などで統一出来ない場合は、ユニフォーム不統一届を提出する。 12.ユニフォームに追記
ユニフォームの他に着用するアンダーシャツ、アンダーレギンス、靴下などは、クルーで統一することが望ましいが、似た形状、色であればよいものとする。健康上の理由などで統一出来ない場合は、ユニフォーム不統一届を提出する。
4.選手は安全上、一人1つ救命具を着用するものとする。その形状は問わない。ただし安全上の理由から、トップコックス艇の舵手の救命具は、自動膨張式でないものとする。(※自動膨張式=一定量の水に濡れると自動的に膨張するもの) 10.競漕方法②③のライフジャケットの項目を以下に変更
②選手は安全上、一人1つ救命具を着用するものとする。その形状は、次のa~cのいずれかとする。
a自動ガス充填式救命ジャケット若しくはポーチ
b手動ガス充填式救命ジャケット若しくはポーチ
c発泡体等の浮力材を内蔵する固形式救命ジャケット
※「大会時および練習時における救命具使用に関する指針」の「1.救命具の規準」より。
https://www.jara.or.jp/safety/2018/guidelines_life_preserver.pdf